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制作日誌

4mini

2011 DE耐! シェルアドバンス レーシングX 4T 20W-60

2011.06.24


皆さん公開練習はいかがだったでしょうか。

チームγ-GTP様のご報告では、

路面は補修されて、

かなりグリップが良い部分があったとのこと。

 

 

そして、蒸し暑かったようですね〜。 (^^;

 

 

うちの車は7月12日の公開練習にもって行きます。(^^)v

(もっと暑いかも・・・ですね)

 

 

 

今年の使用オイルは、

ドクター須田でメインで取り扱っているオイル、シェルアドバンス

 

シェルアドバンス レーシングX 4T 20W-60  

  (↑ レーシングX 4T は、6月24日現在、店頭に在庫はありませんが、お取り寄せはできます。) 

をテストを兼ねて使用することになりました〜。

 

s_P1000302.jpg

 

空冷エンジン時代、

夏の4時間耐久を鈴鹿で経験している、ドクター須田(社長)。

 

オイルを入れていると通りかかったので、

粘度を話すと、

「真夏の空冷だったら良いんじゃない」

と言ってくれました。  (^^;)v ヤッタ~・・・チョットアンシン

 

 

油温計の油温は、シリンダー内では当てにならないのは、

昨年使用したシリンダー(今年も使いますが)の状態で感じた点です。

シリンダーの後ろ側は、ちょっと冷却に不利なのと、

そしてさらに、燃焼による荷重も大きく掛かるので、

磨耗に対しては、構造的にちょっと不利なんですね。  (_ _|||)  

もしピストンの首振りが起こっていれば、

さらに面圧的に条件が厳しくなっている可能性もありますね。

(動的に目視で確認することはできませんが・・・  (。-`ω-)ンー )

 

 

なので今年は、

高温特性:HTHS値(データに載っていませんが)やフラッシュポイントの高いものを使用してみます。

(性能の高い、合成油の高粘度のオイルってことです。) 

 

ちなみに、下記が公表されているデータです。

http://www.shellracingsolutions.co.uk/pdf/20W-60.pdf

 

 

 

 

たぶん・・・特に空冷ミニの油温計って、みんな取り付け方が違うので、

拾っている温度自体が「まちまち」なんじゃないでしょうか。

 

 

この油温で、こうなったから、

仕様変更で温度でこのぐらいまで落とす工夫をする・・・とか、

 

この温度で、このぐらい磨耗しちゃうから、実際の温度はもっと高いかも・・・

それじゃ、もっと粘度を上げようとか、

 

この減り方だとうまく風が当たっていないかもしれないから、

風が当たるように工夫しようとか、

 

 もたせるなら、

「単純に一般的に言われる表面的な数値だけにとらわれない」で

実際の磨耗や焼けに対して柔軟に対応することも必要だな〜

と最近は特に感じています。

 

 

エンジンの分解は、ちょっと面倒と感じることもあるとおもいますが、

やはり勉強になりますね。


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