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制作日誌

4mini

XR100M DE耐!エンジンいじり記4

2009.12.31


エアクリーナーボックスは、

DE耐!のレギュレーションではノーマルを使用すれば、

オイルキャッチタンクの取り付けが免除になります。

これは、ノーマルシートを使用している自分の車には、

容量とスペース的には非常に有利(便利)です。

(簡単ですしね。)

 

そこで、新たな部品=マフラーを

ノーマルエアクリーナーボックスが使用可能なものに変更して、

こんどはノーマルエアボックスでテストをしてみることにしました。

 

マフラーは、いろいろ悩みました。

 

100ccでそんなに回さないなら、STで使っているものでいいだろうということ、

転倒時の損傷が少ないセンターアップ仕様ということで、

ストライカーパワーミニRRのST専用にしてみました。

(テールランプがオプションで付くのも、このときは魅力でした。) 

 

ストライカー.JPG 

マフラーを変更した直キャブ仕様と、エアボックス仕様で比較します。

 

エアボックスは、吸入ダクトを取り外しました。

キャブレターとエアボックスをつなげるゴム製のコネクティングチューブは、

ノーマルを少し広げて差し込んで、

ちょっと無理やりPD22キャブに接続。

(まあ、とりあえず傾向を見るなら大丈夫でしょうと・・・。)

 

この二つの仕様をパワーチェックしてみると・・・

 

striker-no&box.jpg

がーん・・・。

赤が、・・・エアボックス仕様です。

青が、直キャブ仕様です。

 

なぜかエアボックス仕様のほうが高回転で空燃比が薄い。

しかも空燃比が、完全な右上がり。

 

パワーは、空燃比が大きく外れて・・・乱れてしまってます!

「え〜っ、なんで〜???」

でも、自作のエアボックスのテストで傾向はつかんでいましたから、予測はできました。

「おそらく・・・吸入特性がわるい!」と。

 

調子のいいエアボックス仕様は無理か?とも思いましたが、 

しかし、およそ6万円のマフラーの投資をこのまま無駄にするわけにはいきません!

 

直キャブではきちんと回るし(空燃比もいいし)、

鈴鹿ST仕様は、ストライカーのWEBでもちゃんとノーマルボックスでばっちり走るのですから・・・。

 

ノーマルボックスを使おうとしたために新たなマフラーの出費ばかりか、

問題まで付いてきてしまいました。

 

そして、このあと原因を探っていきました。


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