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制作日誌

4mini

XR100M DE耐!エンジンいじり記6

2010.01.04


エンジンが、とりあえずできましたので、

車体も、本コース走行用に改造しました。

 

空気抵抗対策に、

フルカウル(RH松島タイプ5)

セパハン(バトルファクトリー)

バックステップ(ワンオフオリジナル)。

 

メーターは、

回転&油温&ラップタイムを管理するために。

ワンボディーで、データを後で確認可能なマイクロン4にしました。

メーターのお値段は、ちょっとお高めですが、

3つの機能を別々のメーターで買ってもそれなりの値段はしてしまいますからね。

ファイナルの確認&セッティングのツールとして、今も非常に重宝しています。

 

maxzoneXRfirst.JPGさて、マックスゾーンミニにて走行した結果ですが、

ファイナルが16-31で約125km/hでした。回転は10600rpmです。

ノーマルヘッドの11PSなら、こんなものでしょう。

空気抵抗は、フルカウルでずいぶん得をしている感じもしました。

と、いう結果ですが・・・。

 

エンジンでは大きな問題、

高速ノック(ノッキング)が判明しました。

アクセル開度50%ぐらいなら問題なのですが、

それ以上アクセルを開けると「カリカリカリ・・・」

5000rpm以上で負荷がかかっている間は、ず〜っと鳴っていました。 

 

POSHのCDIを装着していましたので、

点火時期を遅角させてみたりもしましたが、残念ながら直りませんでした。

 

明らかに、圧縮比が高すぎる症状でした。

「このまま耐久を走れば、きっと壊れる!」と感じるほどでした。

 

まぁ、でも、

これ以上は、圧縮比は上げられないことはわかりましたし、

高速でのハンドルのフレや、ファイナルの感じもつかめましたので、

非常に有意義な、勉強になったテストになりました。

 

さて、またバラして今度はノッキング対策で、圧縮比をさぐります。

 

このとき、 ドクタースダから一緒に参加したもう一台の車両があります。 

常連のお客様でいつもDE耐!に参加されている山口様とエイプ号。

yamaguchiape.jpgこちらは、キタコウルトラSE100で、

ノーマルルックのネイキッド仕様ながら、たしか記録は130km/hぐらいだったと思います。

このときは、ファイナルがちょっと合わなかったようですが、

しかしそれでも、最終コーナーをきれいに処理して、

上手く伏せて走ってスピードを乗せているところが、さすが!ベテランですね〜。

 

このエイプのエンジン、

キットを小加工や調整、セッティングしてドクタースダで組んだものですが、

パワーもXR100M号よりきっちり出て、きっちり走っています。

 

オリジナルなカスタム仕様を試して経験して勉強したから、今は思います。

 

キットを正しく使用するのは、

確実にパワーを手に入れられるいい方法なんだな〜、と。

実は、とってもコストパフォーマンスが高いんだな〜と。 

 

う〜ん・・・

でも、カスタムで、自分でやらないと勉強にならないし・・・。

 


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