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ZX-25R なんちゃってZX-25RR仕様インプレッション

2023.02.06


ZX-25R なんちゃってZX-25RR仕様インプレッションです。

ノーマルで気になっていた点
①伸びが遅い
②中間のプリロードが欲しい
③ギャップで跳ねる

現状、プレートの穴位置は、ZX-25Rノーマルと同じです。

①伸びが遅い点。
アジャスターを(4回転〜3回転半で使用)調整することで解消。

ノーマルのリヤショックは、
(コーススラロームでターンから次のターンまでの距離次第ですが、)
いったんリヤが沈むと、次のターンまでが近くて連続している場合は、
ずっと沈みっぱなし。長い直線が入ると元に戻る。
沈んでずっと低いのは感覚的にも予測通りに走るので、
「こういうバイク」と割切ればそれでOKなのです。
怖いのは中途半端な距離の直線を挟んだ時で、
直線を挟んでリヤが戻っている感覚で進入をしたら、
車体は重心がまだ低いままで感覚より曲がらなかったりします。
この点は解消されましたが、
公道やサーキットでは伸びる時間が十分にあるので、
デメリットを感じにくい部分です。

②中間のプリロードを調整したい
コレはリングナット仕様になったことで改善。
出荷状態からは調整して(抜いて)使用しています。
10RRより重量が軽いので出荷状態から抜く方向です。

③ギャップで跳ねる。
コレは半分解消。(^-^;
伸び側と圧側と両方調整できるようになり、
(圧側は4回転〜3+3/4回転で使用。)
小さなギャップ=動きが遅い時は改善されました。
首都高の継ぎ目の様な大きなギャップを超える時=動きが速い時は、
速度域など状況で良し悪しがあり、
ギャップ超えの乗り心地や飛んでしまうのは良くなりませ
凹凸の小さい良い路面では、
ある意味、
接地感がわかりやすいと受け取れる感覚ですが、
機械としてはもっと追従性優先としたほうが良いのでは?と、思います。
スラロームコースでは
ギャップ(路面の凹凸の高さ)が小さいので気になりませんでしたが、
オーバーホール時には拘ってシム調整をしたら、
もっと路面追従性は良くなりそうです。

個人的評価としては、
見た目が良くなって、①が解消されて基本的に満足です。
残ったネガな部分は方向性が見えているので、
長い付き合いになったらオーバーホール時に解消したいと思います。

これから発売になるZX-25RR用が気になりますが、
(ボクは、、、多分、購入しませんね。)
設定の良し悪しはノーマルもアフターマーケット品も「中の人」次第。
ノーマルの仕様を思い出すと、
ダンパーが効いてればOK的な「ハズレ」でないこと祈ります。
だって、スポーツバイクなのですから。(^^;)



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