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制作日誌

Kawasaki Ninja250R IPTOS ST-2

作業開始 その1

2008.06.24


n001.gif外観撮影
弊社お決まりの撮影ポイントにて青空撮影です。
Ninja君がどこまで男前?に撮れるか。カメラマンの腕の見せ所。

まずは健康診断、オプション検査を織り込みNinja君の現状を把握していきます。
問診、外観診断、体力測定後に解剖、内臓の検査と進めていきます。



n002.gif作業手順打ち合わせ
本日の検査(作業)は、
パワーチェック > 排ガス測定 > 圧縮測定 > エンジン降ろし > エンジン分解
の手順で進行。
個々のパーツ撮影は次回に。




n003.gifパワーチェック-その1
まずは素のままで測定、オプション診察?で2次エアや測定ギヤを換えたりして測定を行ってみます。
社長は各部の温度を測定しています。スロットルボディーはどのくらいの温度下におかれているのか、
触媒部は何度になっているのか等々診察が始まりました。




n004.gifパワーチェック-その2
アクセル開度別測定です。
1/8,1/4,1/2,3/4,1/1の開度で空燃比も併せて測定していきます。
低回転域、低開度部ではガスが薄い設定になっていることがわかります。
軽い運動領域では排ガスを出来るだけクリーンに、ここぞというときには必要なガスを燃焼できるように、インジェクションの設定は良く煮詰められていることがわかります。


n005.gif排ガス測定
薄いガス設定のおかげ?
排気口に顔を近づけても咳き込むことなく呼吸ができます。
HCの排出は非常に少ないことがわかります。
昔のバイクでは考えられない光景です。現在の車両は、スーパースポーツも含め、本当にクリーンなものとなっています。



n006.gifエンジンコンプレッション測定
スパークプラグホールに圧力計を取り付け、アクセル全開でセルを回して測定します。
右:14.5kg/cm²; 左:14.3kg/cm²
新車ですのでこんなものです。




スパークプラグ状態確n007.gif
焼け具合に問題はありません。







n008.gif分解のためにエンジンオイル抜き
エンジンを下ろす前に抜けるだけオイルを抜いておきます。
オイルパンのオイルを出来るだけ抜くために車体を傾けて徹底的に抜きます。






n009.gif外装ストリップ?
外装を外した状態です。これ以降は2階での作業となりますので、外装を外した状態で2階へ搬入いたします。






n010.gifランチタイム
食事の合間も、Ninja君の話しで盛り上がっています。
食事後、一気にエンジン分解作業へ進みます。






取材・作業開始 その2へ続く!!


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