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制作日誌

4mini

XR100M DE耐!エンジンいじり記7

2010.01.27


MAX ZONE mini に参加して、

圧縮比が高すぎるためにノッキングを起こしてしまっていることが確認されました。

 

確認のために、シャーシダイナモ上で、

どの程度アクセルをあけるとノッキングが出るのか調べてみました。

 

s_knock50-100%.jpg

 

50%=青、75%=赤、88%=緑、紫=全開 です。 

(測定時のアクセル開度は、おおよそなので、開度の誤差は、多分、多いです。)

やはり、75%(赤)ぐらいでもちょっと「カリカリ・・・」ノッキングしてます。

50%ぐらいだとまったく出ません。

この仕様だと、アクセルをあけても60%までが限度のようです。

60%だと、パワーはおそらく9ps少々というところでしょうか。

 

このデーターを見たときには、ちょっと迷いもありました。

 

60%しかあけない仕様なら、燃費は、たぶんいいだろうと思ったのです。

でもノーマルにマフラー交換仕様と変わらないスピード・・・

レースで楽しいかと言われると・・・

やっぱり「全開にできるようにしよう!」ということで、

 

s_P1000328.jpgベースガスケットを重ねて圧縮比を下げます。

 

basegk04.jpg

0.4mm追加=赤、0.25mm追加=緑、作業前=青 です。

0.5mmのベースガスケットに0.4mmのガスケットを重ねて、ノッキングは消えました。

ためしに、0.4mmを0.25mmにしてみると、これでも消えていますが、

回した感じは、0.4mmのほうが安心できる感じでした。

測定の誤差もあると思いますが、

パワーは、若干、落た感じですね。

 

ヨシムラさんがHPで公開している虎の巻にも上限は13.0とありますが、

アクセル全開が前提なら、やはりその辺が上限のいいところなのかもしれませんね。

 

次回は、ちょっと落ちてしまった(正常になった)パワーを上げられたら・・・と、

ヘッドの投入。そして、またパーツ投入による問題点が・・・。


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