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制作日誌

CBR250R

CBR250R マフラーをサブチャンバー加工してみました。

2012.03.02


おひさしぶりの更新です。  (^-^*)/

 

CBRには、買い物で数回乗ったぐらいで、

なかなかきちんと乗れないのですが、

構想(妄想)だけは色々しています〜。

 

今回は、一つのアイデアというか、

試してみたいことが。  ( ̄ー ̄)ニヤリッ

 

マフラーの(エキパイ・・・ヘッダーともいいますね)

サブチャンバーの取り付けです。

 

アメリカのスーパークロスでは、

市販のマフラーそのままではなく、

各チームでサブチャンバーを加工してつけたりしているようで、

雑誌の写真ではかなりの割合。

どうやらこれは、  (。-`ω-)ンー

なにかイイコトがありそうな・・・気がしてならないのでした。 

 

 

ストリートやジムカーナ(スラローム)では、

低速からの加速が多いので、

スーパークロスのように、短い助走でしっかり加速しながらジャ〜ンプ!

・・・みたいなもん?

もしかして、シングルエンジンには効能が?  ヾ( ̄∇ ̄=ノ

と、勝手に解釈を膨らませ・・・

構想、設計・・・そして着手しました。

 

s_P1010913.jpg 

ノーマルのエキパイは、

ステーが付いているので、前後のフランジやチャンバーのボディーとなる筒が、

そのままでは入れられません。

ある程度整形して通してから溶接です。

 

チャンバーとの通路になる穴を開けて・・・「あ〜っ!」

なんと!二重管でした。  (゜ロ゜)ギョェ 

38mmのパイプの内側に30mmぐらいのパイプが入ってる。

s_P1010916.jpg 

二重管の間に圧力が逃げてしまっては意味がありません。

仕方ないので、穴の周りを潰してから溶接して、

ガス(圧力)が漏れないようにしました。

 

巻きつける部品が隙間だらけで、四苦八苦しながらの溶接となりましたが、

なんとか3つのパーツをすべて溶接して完成。  (o´Д`)=з

s_P1010917.jpg

s_P1010918.jpg 

パワーチェックです。

cbr250r-ex-chanba.JPG赤のグラフがうまく回転を拾えなかったため、

横軸がスピードになっていますが、ギヤ比は変更してないので、

比較には問題ありません。 

 

書き込んだラインが今回と前回の比較イメージです。

ごく低回転は、出力的には、ちょっとおとなしくなりました。

でもアイドリングの回り方は、安定感が出たような・・・感じがします。

アイドリングの音量もちょっと大人しくなった感じがします。

低回転から中回転へのつながりは、

若干ですがトルクアップしてスムーズに立ち上がる傾向に変化しました。

どのチャンバーでも同じ効果が出ているかはわかりませんが、

オフロードバイク用のサブチャンバータイプも、

もし、こういう特性の変化なら、

タイトターンからの立ち上がりでは有効かもしれませんね。

 

ちなみに、

今回の仕様変更によって空燃比が変わって、だいぶ波を打ってしまったので、

噴射量もBAZZAZで調整してからのグラフです。

 

実走が楽しみです。 (^^;

 

 

 

 


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